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印刷業界の漫画をリアル現場が読んで勝手にレビューしてみた
皆さん、マンガ好きですよね??
私もマンガ大好き人間です!
世の中には色んなマンガがありますよね。
その中でも「お仕事系マンガ」は、働く人たちなら一度は読んだことがあるのではないでしょうか??
自分の携わる仕事をマンガで読んで、
「あーあるある!」「いやそれは大げさでしょ」「いるいる!こういうやつ!」
と、共感したことがあるのは私だけじゃないと思います。
そんなわけで今回は私達の働く印刷業界のマンガを勝手に紹介&レビューしてみました!
「印刷ボーイズ」 レビュー
レビューしたいのはこちら

「いとしの印刷ボーイズ」「印刷ボーイズは二度死ぬ」「印刷ボーイズに花束を」
著者は奈良裕己さん、学研プラスより発行されています。タイトルがそれぞれ少し違いますが、実質的に1、2、3巻となっています。
印刷業界のあるあるを題材にした漫画「今日も下版はできません!」がWeb上で連載されており、それを紙媒体で発行したものです。Web連載版には、まだ書籍化されていないお話もありますので、そちらもオススメです!
というわけで、順番にオススメポイントと★の数(3段階)で評価を挙げていきます!
ポイント① メッチャリアル!印刷業界あるある (★★)
やはりお仕事マンガといえばあるあるネタ!
実はこのマンガのサブタイトルに、「業界あるあるトラブル祭り」とあるのですが、まさにその通り(笑)作中ではもうとにかくあらゆる工程で「あるある」なトラブルが起きてしまいます。
現実では本当に頭を抱えるトラブルですが、マンガだとコミカルに描かれています。トラブルを笑って読めるってスゴイな・・・
実は著者の奈良さんは元印刷営業の方だったらしく、ディテールの細かさには(ああ、実体験が多く含まれていたんだろうな・・・)と納得です!
主人公である刷元(スリモト)さんも営業さんで、主にお客様との調整がお仕事の為、印刷業からみた他業種のことも垣間見えて面白いです。
★の数は2! 業界の方は「わかる!」となりますが、外の方は「そうなんだ」となりがちなので★-1です。これは仕方ないところですけどね・・・
ポイント② 実在してるよね!?登場人物 (★★★)
刷元(スリモト)さんの周りには個性的すぎる人物がたくさん登場してくることも見どころです。
オシャレだけどデータが雑なデザイナー、変わり者の技術者、いつ見てもキレ散らかしてる職人さん・・・もうおなかいっぱいだよ!胃もたれするよ!ってくらい登場人物にアクが強い人しか出てきません。
もちろん皆さんお仕事に真剣に向き合っているからこそなんですけどね・・・(一部はなんだコイツ!ってのもいます)
是非この濃厚な人たちを見てもらいたい!そして他業種の方とも「いるよね」って話したいくらいです。
個人的には「赤羽さん」と「GOKOさん」という二名が個性のツートップキャラです。どんな人物なのかは是非マンガで!
★は3!満点です!お仕事マンガとして読まなくてもキャラクターが強く、面白く読めます!!
ポイント③ 勉強になる!散りばめられた豆知識 (★★★)
トラブルを面白おかしく描くのがお仕事マンガですが、このマンガは他と大きく違う点があります。
それは知識の量!
各ページの端に印刷豆知識として印刷の歴史から用語、果ては川柳まで!とにかく色々なことを教えてくれるマンガはなかなか見たことがありません。
作中で出てくる用語はもとより、歴史まで勉強になるとは思いませんでした。むしろこのマンガで初めて知った歴史もあるくらいです!
そして3巻ではついに実際に校正で使われている記号の一覧表、さらには広辞苑ならぬ印字苑というとじこみ付録まで!
これは本当に印刷会社の人だけが読むにはもったいないくらいのボリュームです!
というか新人さんや関連業界さんに印刷業界をわかりやすく理解してもらうのにうってつけのツールです!
実際私の現場では新人さんに「これ読んでね」と貸し出しています。新人さんは「え?マンガっすか?(笑)」といい反応をくれます!
ということで★は文句なく3つです!!
おわりに
というわけで、初めての試みである「マンガのレビュー」でしたが、いかがでしたでしょうか?
他にもお仕事マンガがありますので、またどこかで紹介とレビューが出来たらと思います。