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印刷の営業担当が現場でよくいただく質問と回答

今回のテーマは、印刷の営業担当が現場(お取引企業さま・新規のお客さま)よりいただく質問と回答ということで、スタンダードなものから少しマニアックなものまで、いくつかQ&A形式で例を挙げてみました。

筆者の所属する弊社基準の内容もありますので、あくまで独断と偏見も含まれますが、最後までご覧いただければ幸いです。

 

印刷営業のお仕事

本文に入る前に「印刷会社の営業はどのようなお仕事をしているのか」について触れていきます。
普段、印刷の営業担当は既存のお取引先(主に行政・企業・団体・個人)に対して

◇印刷物の企画・提案・見積り

◇印刷物の受注・進行管理・品質管理

◇印刷物の納品・納品後のフォロー

を行い、単に受注し納品するだけでなく、デザインの打ち合わせから納品までの全工程をマネジメントしています。
印刷に関する知識だけでなく、デザインや印刷製品に関するトレンドへの造詣も深く、近年ではデジタルも含めたマーケティング視点での数値的な提案も行うようになりました。

コミュニケーション力、進行管理能力(プロジェクトマネジメント)、デザイン・印刷工程の基礎知識、コスト感覚、課題発見力と提案力が求められ覚えることも多い職業ですが、お客さまとイチから製品を作り上げるとてもやりがいのあるお仕事です。

 

営業時によくあるQ&A

Q.1
チラシの印刷をお願いするにあたり部数は決まっているが、用紙を何にすればいいのかわからない。

A.1
用途によって異なります。新聞折込チラシでしたらコート紙、記入欄があるチラシならボールペンで書けるように マットコート紙や上質紙をおすすめします。また、デザインによりポップなものはコート系、高級感のあるものはマットや上質系がよく使われています。厚みにより価格差があるので、ご予算に応じてご提案いたします。

 

Q.2
見積りを貰ったけどネット印刷の方が価格が安かった。理由は?

A.2
ネット印刷は、A4やB4など標準規格サイズの印刷物を全国各地から大量に受注し、部数の近いものを効率的に配置して一度に印刷しているのでコストが抑えられています。一方、地域の印刷会社では工場や機械、受注量の規模が違うため、ネット印刷のような超低コストでの印刷は不可能ですが、オリジナルサイズでの印刷や加工、納期などネット印刷が不得意とする「柔軟な対応」が可能です。

 

Q.3
自分で作成したデータを入稿したいが、画面の色と出力紙の色が違う。なぜ?

A.3
PCやスマホの画面はRGB(加法混色/レッド・グリーン・ブルー)、印刷物はCMYK(減法混色/シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)と異なる方法で色が表現されているので、印刷した時に色が異なる場合があります。入稿前に必ずご確認ください。また、色が違うという意味ではディスプレイの製造メーカーによって画面の色味が異なりますし、家庭用プリンターを含む印刷機の違いによっても異なります。色のイメージを確認したい場合は、印刷前にプルーフ(インクジェットプリント簡易色校正紙)をお渡しして見ていただくこともできます。

 

Q.4
増刷分のチラシをオンデマンド印刷で少枚数で印刷したが色味や質感が違う。なぜ?

A.4
通常、数量の多い印刷物に関しては「オフセット印刷」という、印刷データを版に焼き付け、インクをブランケット(ゴム版)に転写(オフセット)してから紙に印刷する方式を採用しています。色やイメージの表現力や再現力が高く、印刷枚数が多くなると単価が下がりますが、少ない枚数だと単価が非常に高くなります。
対照的に少枚数では1枚からでもリーズナブルに印刷できる版を必要としないデジタルプリント「オンデマンド印刷」をおすすめしています。ただ、オフセットとは印刷方式が異なるため、全く一緒の質感、色味にはなりません。コストより仕上がりを重視するのであれば、枚数にかかわらずオフセット印刷をお選びください。
※弊社では、印刷仕様を決定する際「オフセット印刷」「オンデマンド印刷」の違いと仕上がりをお伝えしたうえで工程を進めています。

 

最後に

普段、お客さまと製品を作る際には様々なご質問を受けますが、今回例として挙げたものはそのごく一部です。オリジナルの形状や複雑な加工、納品後の状況まで加味しながら、日々ご提案しております。

弊社にはベテラン営業スタッフが多数在籍しておりますので、「こんな印刷物を作りたい」「販促活動で結果を出したい」という方は、ぜひ弊社まで一度ご連絡ください!