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印刷に適した用紙選びのあれこれ

用紙についてあれこれ

昔ながらの古本屋に入ると独特で懐かしい匂いに包まれてノスタルジックな郷愁を感じられます。

何十年前に刊行された本のページをめくると、年月を経って色が変わった用紙の本もあれば、真新しく感じられる用紙の本もあり不思議に思います。

それは、単行本に多く使われる書籍用紙などは退色しにくく保存性に優れているため、経年変化を受けにくいものです。

しかし、カラーで印刷すると鮮やかな色が沈んでしまう特性があります。

このように用紙には様々な特性があるため用途に合わせて用紙は選ばなければなりません。

今回は、印刷に適した用紙選びについてご紹介いたします。

 

汎用的に使われる用紙は

一般的に多く使われるのは上質紙です。

プリンター出力等の事務や帳票類等、汎用的に使われています。

ただしカラー印刷の場合は色が沈んでしまうため適してはいないと言われていました。

しかし、最近ではナチュラルな質感を好まれる方も多いので、沈んだカラーも趣があって良いという意見もあります。

 

カラー印刷に適した用紙は

カラー印刷には表面に塗工された加工用紙が多く使われます。

代表的なものではコート紙とマットコート紙があげられます。

コート紙は鮮やかな色の表現に優れているため、写真の印刷に優れた特性を持っています。

ただ表面をコーテイングしているため、アンケート用紙などの鉛筆で書き込むものには適していません。

マットコート紙は艶を消した塗工紙です。

絵画作品などの落ち着いた色調を表現するのに適しています。

 

 

用紙サイズについて

用紙はA判とB判に大きく分けられます。

A判は国際的な規格、B判は日本独自の規格となります。

最近ではA判基準の方が多く採用されている傾向にあります。

 

印刷用紙の表記ルール

用紙を表記する際は紙質の名称+紙の厚さで表します。

上質55㎏の場合、紙質が上質紙。厚さが55㎏の用紙という意味になります。

厚さの単位が重さを表す㎏でなぜ記すのか不思議に思われるでしょう。

それは大きな全紙基準で用紙を1,000枚重ねた時の重さを表しているからです。

 

用途に合わせて発注することをおすすめします

ページ数が多い本で用紙が厚すぎると重たくて扱いづらくなります。

逆に高級感を求められるパンフレットで用紙が薄すぎると安っぽく感じられます。

使うシーンや用途によって、サイズや色味も最適なものが求められます。

 

まとめ

弊社では印刷物をご発注いただく際に、用紙からお客様と一緒になって考えます。

仕上がりイメージや、使う用途などご相談いただければ用紙のご提案も行います。

使用される印刷物の効果をベストなものにします。是非お気軽にご相談ください。