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中とじ製本・無線とじ製本

年度末に向けて製本物が多くなる時期がやってきました

今回は、日常的によく目にするパンフレットやカタログ印刷についてご紹介します!

 

 

印刷製本にはいろいろな種類があります。

・中とじ製本

・無線とじ製本

・ホッチキスを留め製本テープで製本したもの

・上製本

など多種多様です。

 

みなさんの目に触れる機会が多いものといえば「中とじ製本」「無線とじ製本」でしょうか。

この2つの製本について、違いをご紹介します。

 

 

【中とじ製本】

中とじ製本は、印刷した用紙を2つに折って重ねた状態に背を針金で綴じた製本です。

パンフレットや週刊誌等でよく見かけますね。

 

真ん中の端までしっかり開くことができるので、観光パンフレット等でよく使われます。

ただし用紙を2つ折りにするため、長期間保管をすると背が痛んで破れてくることがありますので

長期的に保管をする場合は、重ね方などに注意をしましょう。

また中綴じ製本の冊子は、2つ折りの用紙を重ねるため基本的にはページ数は4の倍数になります。

8ページならば用紙を2枚重ね、12ページなら用紙が3枚重なることになります。

2つ折りの用紙が基本のため、10ページや13ページでは中綴じ製本はできません。

原稿を作成するときには注意が必要です!

 

 

【無線とじ製本】

無線とじ製本は、印刷した用紙を糊付けし固める製本です。

針金を使わないので、ページ数が多い印刷物に向いています。

文庫本やカタログ、漫画雑誌等でよく見られる製本ですね。

 

無線綴じ製本は背を糊で固めるため、真ん中の端まで開こうとすると背割れすることがあります。

中綴じ製本と違いページ数は4の倍数にする必要はありませんので

多くのページを製本したい印刷物に適しています。

長期間の保管や繰り返し開くことの多い冊子などは、無線綴じの中でもより強度のある「アジロとじ」という製本方法もあります。

 

 

 

会社案内や店舗紹介などのパンフレットなど

ご自分の作りたい冊子に適した印刷、製本方法がいろいろあります。

ぜひ一度ご相談ください!

お客様のご希望に沿った冊子づくりをお手伝いいたします。