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ベタ印刷が難しい理由、知っていますか?
ベタ印刷でデザインが変わる?
高級感を出したいときに知っておきたいポイントを説明します!
パンフレットや会社案内、パッケージなどを見ていて、
背景一面に濃い色を使ったデザインに目を引かれたことはありませんか?
印刷会社などでは、広い面積を同じ色で塗りつぶすことを「ベタ印刷」と呼びます。
黒や紺、深い赤などの濃色を大胆に使うことで、デザインにインパクトが生まれ、
高級感や重厚感を演出できるのがベタ印刷の魅力です。
一方で、実はベタ印刷は、印刷会社にとって技術が求められる印刷でもあります。
なぜベタ印刷は難しい?
大きな理由は、広い面積にインキを均一にのせる必要があるからです。
小さな文字や写真では気にならないわずかな違いでも、広い面積を同じ色で印刷すると、
色の濃淡やムラとして目立ちやすくなります。
特に注意するのが「インキ量」です。
インキが多すぎると、乾きにくくなったり、重ねた印刷物にインキが付着する
「ブロッキング(裏移り)」が起こったりすることがあります。
反対にインキが少なすぎると、色が薄くなり、均一に見えないことがあります。
つまり、濃くきれいに印刷すればいい、という単純なものではありません。
紙によっても仕上がりが変わります。
同じデータ、同じ色で印刷しても、使用する紙によって仕上がりは変わります。
紙にはそれぞれ表面の凹凸やインキの吸収性に違いがあるためです。
また、ベタ面が広いほど、紙粉や小さなインキカスなどが原因で
「ヒッキー」と呼ばれる小さな白抜けも目立ちやすくなります。
そのため、ベタを多く使ったデザインでは、
デザインだけでなく「紙・インキ・印刷方法」まで含めて考えることが大切です。
ベタ印刷だからこそ出せる表現も難しい部分ばかりではありません。
ベタ印刷を効果的に使えば、
・黒や濃色による高級感・重厚感
・商品や文字を際立たせる強いコントラスト
・ブランドカラーを大きく使った印象的なデザイン
・店頭や掲示物などでも目に留まりやすい表現
などが可能になります。
さらに、色によってはCMYKの掛け合わせだけではなく、特色インキを使うという選択肢もあります。
特定の色を安定して表現したい場合など、印刷物の目的に合わせて印刷方法を選ぶことで、より狙った仕上がりに近づけることができます。
「こんなデザインにしたい」場合はご相談ください
「高級感のある会社案内にしたい」
「商品のパッケージをもっと目立たせたい」
「SNSで見つけたような濃い色を使ったデザインにしたい」
そんなとき、デザインだけで印刷方法を決める必要はありません。
ベタ印刷は少し難しい印刷ですが、紙や色、印刷方法を適切に選べば、
印刷物の魅力を高める表現方法になります。
「このデザインにしたいけど、どんな紙や印刷方法が合う?」
そんな段階から印刷会社に相談してみるのもおすすめです!