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知っていると役立つ印刷用語6選
今回は印刷物を発注するときに、知っていると役立つ印刷に関する用語をご紹介します。
印刷会社の担当者から聞く印刷用語。なんとなくニュアンスで解読している方もいるかもしれません。
私も入社したての頃は「入稿?」「校正?」など分からない言葉が多く苦労しました。認識の違いを防ぎスムーズに発注や相談ができるよう、今回は印刷用語「初級編」をご紹介します。
※用語の意味や使い方は印刷会社によって若干のバラつきがあります。今回は弊社で使用している用語のご紹介です。
1)原稿(げんこう)
・印刷物を作成する際に必要な材料。文字原稿を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、写真や画像データやフィルムなども原稿に含まれます。
2)入稿(にゅうこう)
・お客様から担当営業に、担当営業から制作担当者に、原稿が入ることを指します。
現在は手書き原稿だけでなく、メールでデータ化されたものを入稿したり、クラウドで入稿したりデジタルが主流となっています。
3)校正(こうせい)
・原稿を入稿して作成した紙面データが正しく出来ているか確認すること。文字の誤字脱字がないか、原稿通りにレイアウトされているかなどの確認を行います。
印刷会社からお客様に「校正お願いします」と言われた時は、原稿と照らし合わせて確認していただけると助かります。特に、お名前や電話番号を間違えると大変なので双方で確認することで間違いを防ぎます。
4)内校(うちこう・ないこう)
・弊社社内にて、校正作業を行うこと。弊社では、お客様に校正を出す前に内校を通しています。原稿と照らし合わせて確認するのはもちろん、紙面全体の半角や全角の違いや、QRコードが読み込めるかなどのチェックも行います。
※弊社では「うちこう」と呼んでいます。
5)校了(こうりょう)
・全ての校正が完了し、お客様がこれ以上の修正の必要がないと承認いただき、印刷工程に進めることを指します。校了をいただくことで、制作工程は完了となり印刷工程へと進みますので、校了後の修正は原則お受けできないケースが多いです。
6)下版(げはん)
・校了後の版を次の工程の製版・印刷にまわすこと。弊社では校了後のデータをアルミの版に焼き付けた刷版を印刷機にセットして、インクをのせて紙に転写しています。下版まで行くと、あとは印刷作業です。
まとめ
いかがでしたか。今回は知っておくと便利な印刷用語の6選を紹介しました。まだまだある印刷業界用語。少しずつ中級編や上級編など今後ご紹介していきます。
印刷物にお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。