
ブログ
使用して大丈夫?フリー素材の注意点
SNSやブログで画像を上げたい!資料に合う画像を使いたい!そんな時ネットを検索するとさまざまなフリー素材を高画質で使用することができます。
フリー素材は基本的に自由に使用できるものですが、実はいくつか注意すべきポイントがあります。今回はそのポイントについてご紹介します。
注意点と確認事項
- 商用利用可否→フリー素材を商用利用できるかどうかを必ず確認しましょう。 利用規約で商用利用可能と明記されているものは、広告や商品などにも使えます。しかし例外もあるため規約をきちんと理解した上で使用することをおすすめします。
- 加工の可否→編集や改変が許されているか、利用するにあたり制限があるかを確認しましょう。
- 著作権表記→著作権者のクレジット表記が必要な場合、どのように表記するかを確認しましょう。一部のフリー素材はクレジット表記なしで使用できるものもあります。
- 使用範囲→利用可能な範囲(用途や媒体など)を確認しましょう。 配布元によってルールが違うため、必ず規約を読んで守りましょう。
- 再配布の可否→素材をそのまま再配布できるか、販売できるかを確認しましょう。販売・再配布はNGの場合が多いです。自分が作ったものとして再販売するのはほとんどのフリー素材で禁止されています。
- 人物が写っている場合→人物や有名ブランドが含まれる場合、肖像権や商標権の問題が発生する可能性があります。 モデルの肖像権に配慮し、使用許可を得る必要がある場合があります。
他にも以下の点に気をつけましょう
- 公序良俗に反する利用→公序良俗に反する利用(例えば、差別的、暴力的、アダルトなコンテンツへの使用など)は禁止されていることが多いです。
- 商標登録:→素材をそのまま、または加工したものを商標登録するのは禁止されていることが多いです。
- 拾い画の利用→Webサイトの画像検索で拾った画像(拾い画)は、無断転載になりうるため、使用は控えましょう。
フリー素材を利用する際に避けるべきトラブルには、以下のようなものがあります
- 著作権侵害の可能性→利用規約違反や、著作権者の許可を得ないで使用した場合、著作権侵害のリスクがあります。
- 賠償責任→著作権侵害を犯した場合、利用者が損害賠償責任を負う可能性があります。 Web検索で見つけた画像を勝手に使うと、後から使用料を請求されることも。
- 商用利用不可の素材を誤って使用→商用利用が禁止されている素材を広告や商品に使ってしまい、著作権者から警告を受ける場合も。
- クレジット表記を忘れる →「提供者名を記載すること」が条件の素材を使用したのに、クレジット表記をしなかったため、使用停止を求められる。
- 二次加工の制限を無視 →画像を改変して使用したところ、著作権者の意図を損なうとして問題になったりもします。
まとめ
フリー素材を安心して利用するためには、まず利用規約をよく読み、利用可能な範囲や制限を理解することが重要です。また、商用利用の可否、加工の可否、著作権表記の有無などを確認し、肖像権にも配慮するようにしましょう。また、より多くのサイトと比べてみて信頼できるフリー素材サイトを選ぶと良いです。これらの注意点を守ることで、著作権侵害のリスクを回避し、安心してフリー素材を利用できます。