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ショート動画の有効性
ここ数年、Youtubeショート・Instagramリール・TikTokの縦型ショート動画の制作のお話を多くいただくようになりました。
ショート動画は長い動画やテレビ番組とは違い、空いた時間で気軽に視聴できるところが特徴です。
若い世代の社員に聞くと「ショート動画見てたら気付いてたら2時間くらい経ってた!」なんて話も聞きますし。情報はショート動画で検索するのが当たり前になってきました。
今回はショート動画の優れている点や、通常の動画と違う点について考えてみました。
短時間で情報を伝える効果
ショート動画は数秒から数十秒の短い時間で効率的に情報を伝えることができます。視聴者は長時間の動画を見る必要がないので、お手軽に「ながら見」することができます。制作側からいえば短い時間でどう伝わるのか、コンテンツを絞って考えて制作しなければならない点が通常の動画と違う点だと思います。通常の動画がゆっくり味わうコース料理だとすると、ショート動画は一口目からガツンとくるラーメンみたいなイメージです。最近は動画に使われる音楽もイントロなしで「最初からサビ!」のような曲が増えてきているとも言われています。
タイパ重視のZ世代や若年層にぴったり
最近のZ世代はタイパ重視と良くいわれます。SNSを主な情報源としていて、自分の価値観にあっているか?共感できるか?などを重視して消費行動をすると言われます。
マーケティングに有効
マーケティング戦略において、ターゲット層に合わせたショート動画の制作・活用することでブランド認知を高めたり、商品の魅力を伝えることができます。
制作費を抑えられる
ショート動画のお仕事をいただく際に、お客様から「素人っぽく作ってほしい」と言われることがあります。通常の撮影なら、高価な機材で4K、8Kでの撮影と言われますがショート動画ではスマホで十分、むしろスマホの方で撮影を依頼されることもあります。そのためショート動画は、撮影「班」も必要なく編集時間も短いため、制作費を抑えられる傾向にあります。
ショート動画の今後について考える
Youtubeが生活のインフラとなり、動画の制作方法、視聴方法も数年で大きく変わりました。それらを考えると、ショート動画の制作や視聴について今後大きく変わっていくと考えられます。ショート動画の未来を考えてみましょう。
AIとの融合
これはもうすでに始まっています。撮影した素材を自動で編集し、面白いエフェクトやフィルターを追加することで技術が不要となります。また、好みに合わせてカスタマイズすることで個々のユーザー体験が向上することでしょう。
リアルタイムインタラクション
ショート動画プラットフォームは、リアルタイムのインタラクション(ユーザー相互の関係)を促進する機能があります。視聴者がコメントやリアクションで同じ時間を共有できるため、クリエイターと視聴者のコミュニ―ケーションのツールとして活用されるかもしれません。クリエイターだけじゃなく、ネット通販や企業やユーザーとのコミュニケーションツールとして今より活発に使われるかもしれません。
教育との融合
ショート動画で知識を学ぶユーザーが増えています。将来的に学校などの教育分野や企業のマニュアルなど、ショート動画を通じてスキルや知識を学ぶ機会がより増えてくるかもしれません。
新しいコンテンツフォーマットとの融合
現在のショート動画は縦型のものが多いですが、水平型や360方動画、VRなど新たなフォーマットと融合により新しい表現の場として成長していくかもしれません。
最後に
進化が止まらないショート動画を、広告や企業ブランディングで活用したい方はぜひ当社までご相談ください。