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『紙と動画』なぜ今このテーマを取り上げるのか。
デジタル化が進む現代においても、紙は「触れる情報」として根強い存在感を放ち、記憶や感情に深く残るメディアです。一方、動画は視覚と聴覚を刺激し、短時間で多くの情報を伝える力を持ち、印刷業界にも新たな表現の可能性をもたらしています。紙と動画が融合することで、静と動が共鳴し、より豊かで多層的なコミュニケーションが実現します。簡単に言うと、「紙か動画、どちらか一方だけに絞る」のはもったいないということ。昭和生まれの人なら知っているかもしれませんが、ゴルフに木のクラブ一本だけで行く人はいませんよね(笑)。「箸一本あれば、スプーンもフォークもいらない!」なんてこともない。取引先の打ち合わせなどで「うちはインスタやってるから」なんて、よく聞きますが、『ゴルフに木のクラブ一本じゃいいスコア出ません』とプロゴルファー猿世代の私は例えてしまいたくなります。ただ、それでは伝わらないので(笑)そういう時はやんわりと、時と場合、伝えたい内容や、届けたい相手によって、使う手法を選び分けることで、より深く、より届くコミュニケーションが生まれますよ。とお伝えします。
紙の力:五感に訴えるメディア
紙の魅力といえば手に取った瞬間に感じる質感や重み、ふとしたときに漂う匂いなど、五感に働きかける力があります。印刷会社には紙の見本がいっぱいあり、色や手触りの違う紙がたくさんあります。こうした【手に触れる】体験は、情報をただ読むだけでなく「感じる」ものへと変えてくれます。心理学的にも、手で触れたものは記憶に残りやすいとされ、マーケティングの現場でも紙媒体は“記憶に残るメディア”として活用されています。紙には、デジタルにはない深みと余韻があるのです。

動画の力:動きと音で心をつかむ
反対に動画は、動きや音を通じて多くの情報を短時間で伝えることができ、感情にも深く訴えかける力を持っています。SNSやWeb上では拡散力が高く、視聴者とのつながりや反応も生まれやすいのが特徴です。また、印刷物では伝えきれない現場の空気感や臨場感、声のトーンや表情なども動画なら自然に届けることができます。紙と動画、それぞれの強みを活かすことで、より豊かな伝え方が可能になります。
紙×動画の融合事例
印刷物にQRコードやAR技術を組み合わせることで、紙から動画へ自然に誘導する事例が増えています。パンフレットにスマホをかざすと動画が再生されたり、商品パッケージからブランドストーリーにアクセスできたりと、紙と動画が連携することで情報の深みと体験価値が広がります。
例1)AR印刷:チラシやパンフレットにスマホをかざすと動画が再生される
AR印刷は、紙のチラシやパンフレットにスマホをかざすと、動画が再生される仕組みです。紙面にプラスで、動画の動きや音が加わることで伝えたい想いや雰囲気がより深く届きます。
例2)📦パッケージ×QRコード:商品の箱からブランドストーリー動画へ誘導
商品のパッケージにQRコードを添えることで、箱からHPやLP、youtubeなどに誘導できます。そこから紙では伝えきれないストーリーを伝えることができ、商品とのつながりがより深まります。
例3)教育現場での活用:紙教材+動画解説で学習効果アップ
教育現場では、紙の教材に動画解説を組み合わせることで、理解が深まり学習効果が高まります。難しい内容も動画で、生徒の興味や集中力を引き出す工夫として活用されています。
印刷会社だからできること
「じゃあ、紙と動画、両方つくりますー!」・・・ちょっと、待った!紙と動画をつなぐには、見せ方や流れ、デザインの工夫がとても大切です。紙面のどこに動画への案内を置くか、どんな言葉で誘導するかを丁寧に設計することで、読み手が自然に動画へと進めます。また、弊社では紙、動画制作の両方に精通している社員がサポートできるので、紙と映像をセットで提案できる体制も整っており、企画から完成までをスムーズに進めることができます。
まとめ:紙と動画は敵ではなく、最高の相棒
紙と動画、それぞれの強みを活かした手法が、今あらためて求められています。印刷会社は本来から持っている「伝える力」を再定義し、静的な情報だけでなく、感情や体験を届ける役割へと進化していっています。もちろん、弊社も紙の印刷だけでなく、動画やSNS、WEBを使ったプロモーションなどの業務も行っております。神と動画の連携や導線設計を通じて、より深い共感や理解を生む仕組みづくりに挑戦しながら、次世代の印刷サービスとして新たな価値を創出しています。