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Microsoft Officeで作成したデータは印刷可能?
便利なMicrosoft Office。使っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
「地区のイベントを知らせるチラシを作りたい」「部員を募集するチラシを作りたい」
けど・・
「コスト削減のために、自分でデータを作る!!」「専門的なソフトは持っていない」
という人のために、Microsoft Officeの中でも文書作成や表計算などでよく使われるWordやExcelを主体として、印刷するポイントをご紹介します。
Microsoft Officeで作成したデータの注意点
・書体(フォント)
使用しているパソコンの環境により、書体が異なります。自分のパソコンではきちんと表示されていても、そのデータを開くパソコンが同じ書体を搭載していなければ、文字ズレや文字化けが起きてしまいます。
・サイズ
例えばB5サイズのチラシを作るなら、データをそのサイズで設定しましょう。
※(ページ)レイアウトタブから、サイズの設定ができます。
「B5のチラシを作りたかったのに、A4サイズで作ってしまった・・」
というときは、拡大・縮小もできますが、サイズの倍率によっては余白のバランスなどが崩れてしまう場合もあります。
・色
印刷は基本的にCMYK※1で印刷しますが、Microsoft OfficeはRGB※2です。また、RGBの方が色の表現数が多く鮮やかに見えるため、少し思っていた色と違う仕上がりになる場合があります。
※1 C(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)B(ブラック)の4色。
※2 R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の「光の三原色」。PCモニターやスマホ画面などのデジタル表示に使われる。
・塗り足し(はみ出し部分)
印刷物を断裁するときに若干のズレが生じる可能性があり、サイズの端に色や柄が入っているようなデザインの場合、塗り足しがないと白(紙の地の色)が出る場合があります。そのため、仕上がりサイズのギリギリではなく、外側3mmほど色や柄をはみ出したようにすると、きれいに印刷物が仕上がります。
周囲(仕上がりの内側3~5mmほど)に何もないデザインなら、問題はありません。
結局、どうすれば良いの?
作成したソフトのデータのまま印刷する会社に渡すよりも、そのデータをPDFに変換して入稿するのがおすすめです。PDFデータなら、文字ズレもなく、拡大や縮小も可能です。
仕上がりイメージとして、出力した紙も一緒につけると確実ですよ。さらに心配な人は、
・PDFに変換したデータ
・作成したソフトのデータ
・出力した紙
の3点セットがあれば、より安心です。
もちろん、デザインからプロにお任せして作ってもらうのもおすすめです。
弊社では、デザイナーがお客様のご要望(例:ラブリーに・和っぽく・クールな感じで等)にお応えして制作することもできますので、
お気軽にお問い合わせください。