SNSでたまに見かけるような綺麗な写真みたいに編集したいけど、

色味や明るさが上手いこと変えることができない、編集をすると画質が悪くなるなど困ったことありませんか？

それは「JPEG」という画像データを編集しているかもしれません。

今回は編集を加えるのに向いている「RAW」という画像データをご紹介したいと思います。

 

RAWとJPEGの違いとは？

RAW（ロウ）とJPEG（ジェイペグ）の主な違いは、「データの情報量」「加工の有無」「現像の必要性」の３つになります。

「RAW」はカメラに取り込んだ情報を無加工の状態で保存し、データの情報量が多く編集に向いていますが、データの容量がとても重くなります。

「JPEG」はカメラに取り込んだ情報を必要最低限の情報だけを残したもので編集を目的としない時にはおすすめのデータ形式です。

 

メリット・デメリットは？

「RAW」

メリット：

・色や明るさのデータが非常に豊富で、細部までこだわりたい場合に最適です。

・明るさやホワイトバランスを大きく変更しても、画質の劣化が少なく、失敗した写真もある程度補正できます。

デメリット：

・ファイルサイズが大きいため、保存容量を多く使い、記録メディアの容量の減りが早くなります。

・「RAW」をそのままでは一般的な閲覧・印刷・SNS投稿には使えず、現像という後処理作業（専用ソフトが必要）が必ず必要です。

 

「JPEG」

メリット：

・汎用性が高く撮影後すぐにPC、スマホ、SNSなどで閲覧・共有できます。

・ファイルサイズが小さいので記録メディアに多くの写真を保存でき、データの転送も早いです。

・現像の手間がなくカメラの設定に基づいて最適な画像に仕上げてくれます。

デメリット：

・情報量が少ないため圧縮によりデータの一部が失われます。大幅な画像編集には向かないのと、調整幅が狭いです。

・一度保存・圧縮されると、調整を繰り返すたびに画質が劣化する可能性があります。

 

以上が「RAW」と「JPEG」の違いについての説明です。

SNSなど個人が写真を気軽に楽しめる今はスマートフォンのカメラもどんどん進化しています。ただ記念に残したい写真はきちんとしたカメラで残したいですね。

記念誌や写真集など、未来に長く残したい写真撮影についてもぜひお気軽にご相談ください。