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印刷の豆知識:意外と知らない用語集

意外と知られていない!?印刷までの流れ

印刷に至るまでの様々な名前のついた工程があります。今回はデータを入稿してから、印刷物を納品するまでの工程の名前をピックアップして紹介していこうと思います。

 

入稿してから納品までの流れ

入稿(にゅうこう)…「そのまま印刷できるデータ」または「デザイン・版下を作成するための原稿を渡す」ことです。

校正(こうせい)…入稿して頂いたデータを紙へ出力し色味やレイアウト、誤字脱字などを確認することです。

初校(しょこう)…一番最初の校正のことです。初校ではテキストや素材に誤りがないかはもちろん、デザインが希望に沿ったものに仕上がっているかなどをチェックします。

再校(さいこう)…二回目の校正のことで、他にも「二校(にこう)」などともいい、それ以降は三校、四校…と校了になるまで続きます。

校了(こうりょう)…校正が終わり、次の工程へ進めることをお客様にご了承いただくことです。

下版(げはん)…校了になったデータを刷版工程へ送ることです。

刷版(さっぱん)…陰圧に必要な版(印刷物を作成するための元となる媒体で、デザインや文字などの情報が転写される表面)を作成することです。

後加工(あとかこう)…印刷後に、光沢感やマット感、手触り感などを施したり穴あけやキリトリミシンを入れ、折り、製本などの加工をすることです。

納品(のうひん)…完成した印刷物をお客様の元へお届けすることです。

 

オフセット印刷とオンデマンド印刷

オンデマンド印刷とは、版を使わず印刷をする印刷手法でデータ入稿後すぐに印刷処理が可能となります。 データを作成し入稿したらそのまま印刷工程へ入ります。 オフセット印刷とは、データを作成し入稿後、印刷工程に入るために製版・刷版の作業があります。部数としては、オンデマンド印刷は少量印刷に向いており、必要なものを必要な時に、必要な数だけ印刷できます。オフセット印刷は一度製版すれば何万部でも印刷できるという違いがあります。

 

3.まとめ

このように、印刷までにはあまり知られていない様々な工程があります。いづみ印刷ではお客様のご要望・予算などをお聞きし、しっかりとサポート致します。お気軽にご相談ください。