ブログ
冊子製本の魅力
印刷物といえば、名刺・チラシ・ポスターのほかにパフレットやカタログ、記念誌などの冊子があります。
個人の方でも写真集や自分史、漫画などの作成を考える方が増えています。
今回は冊子を作成する上での「冊子製本」についてご紹介します。
■冊子製本の種類
冊子製本にはいくつかの種類があります。自分の仕上たいイメージにあった製本方法を選ぶことでより満足のいく仕上がりになります。また、載せる内容の量によっても異なってきます。
1.中綴じ製本
ページを半分に折り、中央を針金などで固定する方法で、少ないページ数(16~32ページ程度)の冊子に向いてます。
低コストで冊子制作ができ、納期が比較的早い、ページもしっかりと開くことができます。
中綴じ製本の場合、ページを半分に折って作成するため、表紙・裏表紙も含めた全体のページは4の倍数である必要があります。
2.無線綴じ製本
背表紙に糊を使ってページを固定する方法で、ページ数が多い冊子に向いています。
本や雑誌のような仕上がりになり耐久性が高く、またページ数や用紙の厚さに応じた幅の背表紙が出来るが特徴です。
無線綴じは加工の特性上、ページを根本まで開くことができません。綴じ部分付近の文字や画像などは見えなくならないようにする必要があります。
■綴じ方向
冊子製本の綴じ方向は掲載する内容の読み方や用途によって変わります。
作りたい内容がどちらの綴じに適しているか、出来上がりをイメージして選びましょう。
1.左綴じ
本の左側を綴じる方法で、ページは右から左にめくります。
文章などを左から右へ読む横書きのレイアウトに適しています。
2.右綴じ
本の右側を綴じる方法で、ページは左から右にめくります。
文章などを上から下へ読む縦書きのレイアウトに適しており、日本風の文章にマッチします。
■形に残る製本の魅力
冊子製本の魅力は「形に残る」という点です。
仕上がった本を手に取ったときの満足感はデジタルデータでは味わえないものがあります。
「自分で冊子を作るのは難しいのでは…?」と思われるかもしれません。
いづみ印刷ではお客様のご要望・予算などをお聞きし、しっかりとサポート致します。
お気軽にご相談ください!