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オフセット印刷とデジタル印刷

印刷には様々な方式があります。

今回は代表的な2つ、「オフセット印刷」「デジタル印刷」について少し紹介します。

どちらも主に紙に印刷する方式です。

ちなみに、プラスチックや、食品パッケージ、紙幣では「グラビア印刷」

新聞やダンボールは「活版印刷」、ステッカー類、計器やキーボードなどは「スクリーン印刷」と、

実は周りにあるモノは様々な方式で印刷されています。

それでは、いってみましょう!

大量生産なら任せて!オフセット印刷

オフセット印刷は、大量の印刷物を製造するのに向いた一般的な印刷方式です。皆さんが印刷会社の工場、といわれてイメージしやすいのはこの方式かもしれません。機械がガーッて動いてて紙がめっちゃ積まれてるイメージのアレです。

ガーッて動いてるアレ

 

主にチラシ、カタログ、冊子や雑誌など、何万部、何百万部といった生産に向いています。逆に、小ロットのものには向いていません。出来ないこともないのですが・・・コスト単価が跳ね上がってしまうので私達もオススメはできません(汗)

印刷したいデータから「版」を作成して、「版」を印刷機に取り付け、用紙に絵柄が印刷されていきます。

オフセット印刷の大きな特徴は、「網点」と呼ばれるとっても小さな点で絵柄を表現することです。この小さな「網点」を組み合わせて絵柄を表現しているので、品質イメージが重要な印刷物にも用いられます。化粧品や自動車などのカタログといったものですね。

印刷前に網点の大きさを調整して版をつくり、インキを微調整しながら印刷するため、色の調整がしやすいことも特徴の一つです。

小ロットだけど早い!デジタル印刷

デジタル印刷は、オフセット印刷のように「版」を作らず、印刷データを読み込み、そのまま用紙に印刷する方式です。今、デジタル印刷で皆さんの身近にあるものは、コンビニのプリンタ等ですね。

印刷したいデータをオンラインで送信して、コンビニでプリントアウトする方式は、オンデマンド方式とも呼ばれます。

「版を作る」という工程がないので、短時間で印刷物を製造することができますが、大量の製造には向いていません。小ロットのチラシや、DM、ポスターやフライヤーなどに向いています。

そして最も大きな特徴は、多品種で小ロットな印刷物に強いという事!送付先の住所といった、お客様によって印刷する内容を変えたいDMなど、各個人にカスタムされた印刷物に向いているという特徴があります。

違いをまとめると!

それぞれの違いを表にしてまとめてみました。それぞれ一長一短がありますね。

どちらを選ぶべき?ケース別のアドバイス

名刺やDM

デジタル印刷です!重要な個人情報もしっかり管理している弊社に是非ご相談ください!

カタログやチラシ

オフセット印刷ですね!弊社は創業時から大部数の印刷物の実績がありますので、是非ご相談ください!

試作品・個別対応印刷

デジタル印刷一択!細かいニーズにもお応えできる設備を備えた弊社に是非ご相談ください!

まとめ

ということで、デジタルもオフセットもそれぞれの特長がありますので、うまく活用して印刷物の効果を最大化させましょう。なんだか最後が弊社の宣伝ばかりになっているような気が・・・?

それではまた!